既存換気システムに代わり、大風量換気に応える空調機を導入。暖房時の湿度維持を大容量加湿器で対応します。
ヒートポンプ空調機空調システム例
現場のニーズに合わせた最適な空調システムを設計します。
建物制御と監視を一括管理できるBACnet通信にも対応します。
システム
システム例 01〜03 内調機を併用する場合[外気処理機として導入]
換気システムを導入しているオフィスビル、学校、大学、病院などに。
サイズ・コストを抑えたシンプルなシステム
改修工事などに合わせて能力アップを図りたいオフィスビル、学校、大学、病院などに。
除湿能力をアップした外気処理増強型システム
温度を内調機で、湿度を空調機で個別にコントロール。低負荷でも除湿が可能です。
大風量が必要な大空間を備えたホテル、宴会場、劇場などに。
冷暖房費を節約する省エネルギーシステム
大風量換気と大容量加湿を維持させながら、換気の熱を有効利用し、快適性と冷暖房費の抑制を実現。同時給排気による計画換気に対応します。
システム例 04〜06 室内空調も外気導入も一括で行う場合[空調機として導入]
一般的なオフィスビルから外気処理量の多い工場、体育館、工場の増改築などに。
サイズ・コストを抑えたシンプルなシステム
既存換気システムに代わり、大風量換気に応える空調機を導入。暖房時の湿度維持を大容量加湿器で対応します。
大風量が必要な大空間を備えたホテル、宴会場、劇場などに。
冷暖房費を節約する省エネルギーシステム
換気の熱を有効活用し、快適空調を実現するとともに冷暖房費の節約が図れます。
体育館、講堂、映画館などに。
高い除湿性能ながら、不快な低温送風を緩和したシステム
除湿量を増やしても、送風が低温にならないよう空気をコントロール。冷えすぎを抑制し、快適性を向上させます。
システム例
新鮮外気量を確保し空気質を維持したいオフィスビル、学校、病院などに。
全外気システム
既存換気システムに代わり、大風量換気に応える空調機を導入。暖房時の湿度維持を大容量加湿器で対応します。
低い湿度の空気を供給したい食品工場、厨房などに。
除湿機能と低温送風緩和を両立したシステム
ドライモジュール(オプション)機能により、室内結露を抑えコールドドラフトの少ない快適な除湿空気を提供します。
デフロスト運転による給気温度低下を抑制したい大空間に。
複数台によるデフロストローテーション®システム
複数台のオクージオでデフロスト時の温度低下を抑制する事ができます。デフロスト時の送風機運転・停止が選択できるため最小限の風量を確保したまま給気温度の維持が可能です。
BACnet通信プロトコルにも対応
BACnetは、ビルの自動化管理制御システムにおいて、異なるメーカーの装置やシステム間での通信を可能にするオープンプロトコルです。照明、空調、消防、セキュリティシステムなど、様々なサブシステム間での相互操作が可能になります。ビルのBACnetシステムに空調機を追加することで、照明や消防設備等の他のシステムと統合して、空調機の状態・測定データの取得、異常の監視を一元的に行うことができます。
ポイント1
BACnetゲートウェイなどの通信プロトコルの変換・中継機器は不要です。
ヒートポンプ空調機内のBACnet IPモジュールに直接、LANケーブルを接続することができます。
ポイント2
タッチパネル(オプション)を室内、機械室、空調機本体などに設置することで、任意の場所から空調機の管理を行うことができます。
※画面は一例です。空調機仕様により異なることがあります。
BACnetを使用したシステム構成例
BACnet通信による接続実績
パナソニックEWエンジニアリング株式会社様や他メーカーとのBACnet IPによる接続実績があります。
事前の接続検証も対応可能です。
接続機器例(パナソニック株式会社エレクトリックワークス社様)
サポート
BACnet規格
ANSI/ASHRAE |
---|
ANSI/ASHRAE Standard 135-2012 |
サポートオブジェクト
名称(略称) |
---|
Analog Input Object Type(AI) |
Analog Output Object Type (AO) |
Analog Value Object Type (AI) |
Binary Input Object Type (BO) |
Binary Output Object Type (BO) |
Binary Value Object Type (BV) |
Multi-State Input Object Type (MI) |
Multi-State Output Object Type (MO) |
Multi-State Value Object Type (MV) |
Accumulator Object Type (AC) |
Calendar Object Type (CA) |
Notification Class Object Type (NC) |
Device Object Type (DV) |
Schedule Object Type (SC) |
Trend Log Object Type (TL) |
対応オブジェクト例
Object Type |
名称 | 用途 |
---|---|---|
AI | 温度計測 | 給気、還気、室内、外気用 |
AI | 相対湿度計測 | 〃 |
AI | 露点温度計測 | 〃 |
AO | 温度設定 | 給気、還気、室内用 |
AO | 相対湿度設定 | 〃 |
AO | 露点温度設定 | 給気用 |
AO | ファン回転数指示 | 送風機、還風機、排風機用 |
AO | ダクト静圧設定 | |
AO | 蒸気加湿二方弁開度指示 | 蒸気加湿器、蒸気発生器用 |
BI | 空調機状態 | |
BI | ファン状態 | 送風機、還風機、排風機状態用 |
BI | 残留運転状態 | 空調機停止後の加湿器乾燥や電気ヒータ冷却運転用 |
BI | 室外機デフロスト状態 | |
BI | 火報停止状態 | |
BI | 一括警報 | |
BI | 個別警報 | ファン、室外機、全熱交換器、電気ヒータ等の警報用 |
BI | フィルタ目詰 | プレフィルタ、中性能フィルタ等の目詰まりサイン用 |
BO | 空調機発停 | |
BO | 加湿器発停 | |
BO | 全熱交換器発停 | |
BO | 全熱交換器間欠運転指示 | |
BO | 火報停止 | |
MO | モード設定 | 冷房、暖房、送風、自動設定 |
※オブジェクトは一例となります。建物や空調機の仕様に合わせて
通信するオブジェクトは異なります。