ユニットヒータ下吹出形ユニットヒータ

経済的な熱利用と、均等な温度分布を実現する。

天井近くに取り付けるので、天井付近に滞留する熱をユニットを通じて下方に吹き降ろす機能があります。
天井付近に自然滞留がある場合はファンだけを運転し、下方に吹き降ろして居住域を暖められ経済的です。
また、居住域と天井付近の温度差が少なくなり室内全体にわたって空気温度が平均化されます。

特長

ユニットヒータとは

ユニットヒータは、蒸気または温水を熱源とし、コイルで暖めた空気を効率の高い有圧プロペラファンによって下方向、または横方向に送風することで、居住域の暖房を行う装置です。工場・倉庫・体育館・展示場などの居住域用暖房装置として幅広くご利用いただけます。

ユニットヒータの活用性

  1. 全スペースヒーティング
    工場全体を暖房する最も一般的な方法です。暖房時は、吹出温度が高いほど空気の浮力が増大し、温風の到達距離が短くなります。そのため居住域の温度があまり上昇せず、床面付近と上層部との温度差が大きくなります。設計に当たっては、ユニットの設置高さに応じた最適な蒸気圧力や温水温度の選定が必要です。
  2. 部分スペースヒーティング
    広い工場の一部分のみを暖房する方法です。スポットヒーティングよりやや広い場所を暖房する方法です。暖房を必要とするスペースの上方にユニットヒータを設置するだけでは十分ではありません。これはユニットの無いスペースからの風が流れ込んでくるためです。部分スペースヒーティングを完全に実施するためには、暖房を必要とするスペースの周囲に間仕切りを設け、強い風を吹き降ろすように設計してください。
  3. スポットヒーティング
    居住域に直接温風を吹き出す方法です。取り付け高さに応じた機種を選定してください。この場合は必要到達距離の1.5倍を目安に機種を選定し、ルーバにより空気流を調整してください。

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